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セラピストに向いている人
セラピストになる為には特別な資格は必要ありませんが、向いている人や向いていない人等適性はあります。ではどのような人がセラピストに向いているのでしょうか。
まず、セラピストは体力を使うお仕事です。
お客様の施術には力を使いますし、1日何人もの方をもみほぐすわけですから、体力に自信のない方はセラピストという職業は厳しいかもしれません。
また、体も健康でなければいけませんが、心も健康的である必要があります。
癒しを提供するセラピストが暗かったりネガティブなオーラを出してしまっては、お客様に本当の癒しを提供することは出来ないでしょう。
性格的な向き不向きもあります。
精神的に健康という話にも繋がりますが、セラピストはおおらかで癒されるような性格の方が向いているでしょう。
そして、基本的に人と接する事が好きな人の方が向いている職業です。
次に、誰かの役に立ちたいと思える人もセラピストに向いていると言えるでしょう。
それはセラピストを長く続けたいと思っている人には必須条件でもあります。
何故かと申しますと、施術はとても大変だからです。
毎日繰り返される施術は体力も消耗しますが、精神的にも辛く感じる部分があります。
セラピストになりたての頃なんかは、指名がなかなか取れなかったり上手くいかない事が多く、辛いと感じてしまう瞬間も多いでしょう。
そんな時、誰かの役に立ちたいからこの仕事を選んだと言う根本的な概念が無ければ、何のためにセラピストになったのか分からなくなって、辞めると言う選択肢を選んでしまう可能性があります。
人に喜ばれるのが好き、人を喜ばせるのが楽しいという精神が、セラピストには必要なのです。
むしろ、セラピストはお客様から直接感謝される希少な職業ですので、それさえ備わっていれば多少の辛いことや大変なことも乗り越えられると思います。
勉強熱心である人も、セラピストには向いています。
施術の技術は知識が必要不可欠ですし、それを自分のものにするための練習も大切です。
お客様により良い癒しを提供するためにはどうすれば良いのか考えるのが苦にならない、それが当たり前のように感じられるのが、セラピストの本来あるべき姿でしょう。
その為には、お客様の変化や態度を機敏に感じられるような観察眼と、繊細な気遣いが出来ると良いですね。
また、セラピストはお客様との1対1でのやりとりが殆どです。
なので、単独行動が好きと言う方にも向いていますよ。
目の前のお客様を癒してあげる事にだけ全力を尽くすような、地道な作業を好む職人気質の人が多いのもセラピスト業界の特徴です。
マイペースで働きたいと思っている人、誰かに指図されるのではなく、自分で考え行動したいしとには適職だと思います。
もう少し踏み込んだ話もさせていただきます。
お金を稼ぐためにセラピストをやろうと思う人は、いつか挫折してしまうかもしれません。
セラピストはまだまだ給料が少ないのが現状です。
お金のために働くのであれば、もっと他に効率の良い職業はありますのでそっちを選んだ方が良いでしょう。
それぐらいセラピストは給料にシビアなお仕事です。
生活のために仕事をしているのではなく、セラピスト=生活と思えるほど、仕事という捉え方を捨てる事が必要だと思います。
施術をする為に生きている、ぐらいまで考えられるようになれば、その人は素晴らしいセラピストになるでしょう。
しかし、これはあくまでも理想像です。
今はそこまで考えられなくても良いと思いますし、そんな風になれと言われてなれるものではありません。
このような考えを素晴らしいと思えたり、そんな風になりたいと少しでも共感出来れば、時間と経験を積んでいく過程で自然とその考えに寄っていくでしょう。
共感できなかったり否定的な考えを持っている人も中にはいると思いますが、それは決して悪い事ではありません。
お金を稼ぐ目的でセラピストをしている人もいらっしゃいますし、中にはそれで成功している人もいるでしょう。
実際、お金がなければ生活は出来ないので、お金の事を全く考えるなという事でもありません。
ただ、そういった職業ではあるという事は、何となくで良いので認識していただけたらなと思います。
最後に、セラピストに向いている人をまとめますと、
・体力がある人
・精神的に健康である人
・おおらかで癒し系な人
・誰かの役に立ちたいと思っている人
・勉強熱心な人
・単独行動が好きで、マイペースな人
・施術が好きで、セラピストの仕事を生き甲斐に思える人
以上です。
体力と精神的な健康は必須条件でしょう。
他の項目は、向いている人の特徴ですので、全てが全て兼ね備えている必要はないかもしれません。
しかし他の項目を注意深く観察してみると、一見バラバラに思えますが全て関係性がある気がします。
どれか一つでも当てはまっているのであれば、いずれ他の事も身についてくるでしょう。